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【23年冬発売予定】ODYSSEY(オデッセイ) 発売前に知ってほしいオデッセイの歴史

こんにちは!Honda Cars岐阜 note編集部オータニです♬

みなさんお待ちかねのオデッセイ、先行情報サイトが公開されました✨
ホンダカーズ岐阜各店舗にて先行予約もスタート!!


オデッセイはホンダが販売するミニバンで20年以上の歴史を誇る人気モデルです。

しかし2021年、オデッセイは惜しまれながらも長い歴史にピリオドを打つこととなりました
SNS等でもたくさんの別れを惜しむ声があり、オデッセイの人気の深さを実感したのを覚えています。

しかし!2年あまりの時を経て、オデッセイが2023年冬に帰ってきます!!!

オデッセイは低重心のため乗り心地が良く、ハンドリング性に優れていることが魅力の1つです。
また、床が低く乗り降りがしやすいため、子どもや年配の方を乗せる機会の多い方にも人気がありました。

今回、オデッセイの発売に先駆け、これまでのオデッセイの歴史をご紹介したいと思います!



『大きなミニバンを作ってほしい』


1980年8月、当時の技術研究所CE(カスタマーエンジニア)のもとに1本の電話が入ったことから始まりました。

用件は「アメリカ向けの大きなミニバンをつくってほしい」でした。
具体的にはレジェンドのV6エンジンを積んだ大きなミニバンを、アメリカに新工場をつくって生産してほしいというもの。
これは、アメリカン・ホンダ・モーター社長からの強い要望でもありました。

このプロジェクトは開発チームが組まれ調査を重ねたのですが、【ミニバン開発中止宣告】を受けることに。
レジェンドのV6エンジンを搭載すると試算では3万ドルもの高額なミニバンになってしまうことが主な理由でした。

しかし、開発チームは「アメリカで拡大しつつあるミニバンのニーズを満たすクルマをつくり、ミニバン文化を日本に輸入したい!」という強い信念を持ち、開発を続けました。

つくり側としては、既存の乗用車工場の特性を活かすこと。
営業側としては、当時主流だった大型ワンボックスタイプを欲しました。

そんな社内のせめぎ合いの中、開発チームが中心となりプロジェクトは進んでいきました。

そして、長い年月とたくさんの荒波を乗り越えてオデッセイは誕生することに。

それは、必要乗車定員と広い荷室を確保しながら、セダンのような乗り味と流麗なスタイルを持ち合わせた、従来の概念を変えるミニバンでした。

オデッセイは開発者の信念と情熱から生まれたのです。



|歴代オデッセイの歩み

初代(1994-1999)

初代オデッセイ

1994年10月ホンダ初のミニバンとして登場。
ワンボックスカーのような広い室内空間とセダンのような優れた走行機能を兼ね備えたクルマとして販売されました。

ジャーナリストやお客さまから、大変高い評価を得て、その年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞」と、「RJCニュー・カー・オブ・ザ・イヤー」という、2大タイトルを獲得。
1997年9月末には、発売36カ月で30万台を突破しました。

予想を大幅に超える販売台数となりミニバンブームの火付け役!!とも言われたほどの売れ行きだったそうです!


2代目(1999-2003)

2代目オデッセイ

1999年12月に【日本一の家族の車】というコンセプトのもと、フルモデルチェンジし誕生した2代目オデッセイ。

初代の基本的なコンセプトは受け継ぎ、より高性能な走りと室内の快適性を追求。

また2001年のマイナーチェンジで初めて「Abusolute*(アブソルート)」タイプが追加されました。

*Absolute:英語で「絶対的な、完全な」という意味。
「大人のエレガンス&ダイナミクス」をコンセプトにしなやかでしっかりとした乗り味と低重心フォルムでスポーティー・ミニバンの新しい価値を提案する意味を込めたネーミングです。


3代目(2003-2008)

3代目オデッセイ

2003年10月、登場した3代目オデッセイは『速い』『美しい』『広い』を高次元で融合する【ミニバン・イノベーション】をコンセプトに開発されました。

写真でもわかるように車高がかなり低くなりましたね。
3代目の特徴の1つでもある、新開発の床の低いプラットフォーム*
この仕組みによって全高が80㎜低くなり、1550㎜になりました。

立体駐車場にも駐車可能サイズになり都心部に住んでいる人達からも喜ばれました。

*プラットホーム
車の骨格部分にあたります。
自動車の一番基本となる部分で、これを刷新することはクルマの性能を大きく左右し、コストもかかる部分なんですよ。

4代目(2008-2013)

4代目オデッセイ

2008年10月登場。
コンセプトは【感性クオリティ】、あらゆるシーンで人のこころに響く気持ちよさを目指して開発されました。

全高は3代目より10㎜低く1540㎜となりさらにスポーティーなモデルへ。

5代目(2013-2021)

5代目オデッセイ

5代目オデッセイは2013年10月に発売。
3列すべてが広く快適で、上質な室内空間と走行性能を今までにない高い次元で両立した上級ミニバンを目指し開発されました。

全高が1685㎜と、4代目と比較して約150㎜もアップし、このモデルからリアドアがスライドドアに。
全高はアップしましたが、スライドドア採用のミニバンの中では低いです。

2列目シートバックを倒すと連動してクッションが最適な角度に持ち上がる新機構に加え、オットマン(足乗せ用ソファ)やシートバック中折れ機構を備えた「プレミアムクレードルシート」を採用。

このシート採用によって、2列目がファーストクラスのような特等席になりましたね。

プレミアムクレードルシート

さらに、オデッセイ初となるハイブリッドモデルも登場しました。


しかし2021年、オデッセイ製造の狭山工場の閉鎖と共に、惜しまれながらも生産終了することとなりました。



|そして、2023冬 オデッセイ再び

オデッセイが帰ってきます!!

今回ティザーサイトで公開されました、グレード別のエクステリア(外装)・インテリア(内装)をご紹介します。

エクステリア(外装デザイン)

e:HEV ABSOLUT・EX BLACK EDITION

Photo:ボディーカラーはプラチナホワイト・パール ディーラーオプション装着車

e:HEV ABSOLUTE・EX

Photo:ボディーカラーはフォーマルブラック ディーラーオプション装着車

e:HEV ABSOLUTE

Photo:ボディーカラーはプレミアムヴィーナスブラック・パール ディーラーオプション装着車

好評だった前モデルをベースにデザイン。『BLACK EDITION(ブラックエディション)』が新設されました。


インテリア(内装デザイン)

e:HEV ABSOLUT・EX BLACK EDITION

e:HEV ABSOLUTE・EX

e:HEV ABSOLUTE

e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION、e:HEV ABSOLUTE・EXには本革シートが標準装備※1。

※1 次の部分に合成皮革を使用しています。[1列目シートの側面、背面、ヘッドレスト、アームレスト/2列目シートの側面、背面の一部、ヘッドレスト、アームレスト/3列目シート/ドアライニングなど]

|最後に

今回の記事では主にオデッセイの歴史をご紹介しました。

発売に向けて、オデッセイの紹介記事を順次投稿予定です。
ぜひ、ホンダカーズ岐阜noteをチェックしてくださいね!


また、オデッセイの先行予約をHonda Cars 岐阜 各店で受付中です。
ご来店・ご相談お待ちしております。

オデッセイ先行サイトもチェックしてくださいね!


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(編集チョーのこぼれ話)
歴代オデッセイはCMもイケてました。
初代のアダムスファミリー、3代目のミラ・ジョヴォヴィッチ、4代目のジョージ・クルーニーの豪華出演が記憶に残ってます。
音楽も、Tom Jones、ドリカム(Dreams Come True)、Bee Geesなど選曲がオデッセイのイメージにピッタリでしたね。

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