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【特別インタビュー】「車をただ売るだけの時代は終わり」社長が語るホンダカーズ岐阜の未来と挑戦

こんにちは!
Honda Cars岐阜 採用担当です。

学生のみなさん!就職先を選ぶとき、社長がどんな人なのか、とても気になりますよね?

仕事内容や業績も大切ですが、会社のトップである社長の人柄や考え方も重要だと思います。

そこで今回は、ホンダカーズ岐阜の代表取締役である西谷社長へインタビュー!

西谷社長の経歴やホンダカーズ岐阜の企業文化・ビジョンなど、いろいろと話してもらいました。

西谷隆志(にしたに たかし) 株式会社ホンダカーズ岐阜 代表取締役社長
1981年生まれ。大阪市出身。大阪大学にて博士課程修了後、三菱電機に入社。バリバリの理系研究者として通信技術の研究に携わる。生涯研究者として生きていくと思っていたが、縁あって2017年ホンダカーズ岐阜に入社。地域に愛され必要とされる企業を目指し、様々な取り組みにチャレンジしている。好きな食べ物は「ポテトフライ」「粉もの(たこ焼き)」

【研究者からディーラー経営者へ!異色のキャリアをもつ西谷社長の経歴】

ー西谷社長、本日はよろしくお願いします!まずは簡単に経歴をお聞かせください。

よろしくお願いします!

大阪大学で博士号を取得し、研究職として三菱電機に入社しました。

研究所に配属されたのですが、ものづくりをする現場に行きたくて、工場勤務を希望したんです。当時はかなり珍しがられて「何のために研究所に入ったの?」って言われましたね…

ー研究がやりたかったわけではないんですね!?

ものを作って、実際に使ってもらって、どれだけユーザーの役に立っているかを知りたかったんです。

2年ぐらい工場勤務をして、研究所に戻って、ある程度やりたかったことが一段落したタイミングで今後のキャリアを考えました。研究職を続けるか、管理職や企画をやるか…

結論、もう少しお客様の顔が見える仕事をしたいと思ったんです。

ホンダカーズ岐阜の前会長は、妻の父にあたります。
一度「ホンダカーズ岐阜に入らないか?」というお話をいただいて断ってしまった経緯があるのですが、改めてホンダカーズ岐阜への入社も視野に入れたとき、自分にしかない選択肢だったことが決め手になりましたね。

一度断ってしまったにも関わらず、寛大な前会長に受け入れていただく形でホンダカーズ岐阜に入社しました。

▼社長の経歴に関しては、別の記事に詳しく載っています。こちらもあわせてご覧ください!

ー研究者から自動車ディーラーの経営者へ。なかなかめずらしいキャリアチェンジだと思いますが、どんな業務から始まったのでしょうか?

いきなり経営企画から入ったんです。
「なにごとも、まずは自分で体験してみないと分からない」というのが私のポリシーとしてあったので、現場の経験なしで経営に飛び込むことに抵抗はありました。

しかし、「覚悟を決めてやれ」という前会長の意向があったと同時に、社員の力っていうのがものすごい強かったんですよね。それぞれ自走してやってるイメージがあって。
なので現場のことは中途半端に口を出すよりも任せた方がいいんだろうなって思ったんです。

ー覚悟を決めて経営企画に飛び込んだんですね。苦労したこともたくさんあったかと思いますが、一番大変だったことはなんですか?

それが実は、あまりないんです。というのも、会社の文化や皆さんの人柄のおかげだと思いますが、入社した時から皆さんすごい協力的で。

どこの馬の骨かわからんような私の話を真剣に聞いてくれて、抵抗感なく受け入れてくれて…なので本当に大変だった記憶がないです。

ー前会長や社員の人柄のおかげだったのですね。

ものごとを素直に受け入れて、行動してくれる社員が多い。これはホンダカーズ岐阜の一番の強みだと思います。

【岐阜県民は謙虚で人がいい!?住んでこそ感じる岐阜の魅力】

ー生まれも育ちも大阪の西谷社長。ゆかりのない岐阜に骨をうずめるという決意は生半可なものではなかったと思います。ズバリ、岐阜の魅力とはなんでしょう?

先ほど社風の部分でも少しお話ししましたが、皆さん人がいいというのが一番ですね。自分が疑い深く、自己嫌悪を覚えるくらい…これは実際に住んだからこそ分かる岐阜の良さです。

でも岐阜の魅力ってたくさんあって、語りだしたらキリがない。

▼社長が思う岐阜の良いところは、別の記事でもご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください!

自然豊かで、物価も安いし、美味しいお店が多いのも魅力の一つですね。

ー岐阜のおいしい食べ物やお店をたくさんご存じだと思いますが、おすすめのお店はありますか?

岐阜の食べ物というと、やはり、お肉と鮎になりますね。

飛騨牛が有名で、社員とは馬喰一代(ばくろいちだい)THE 雪月花(セツゲッカ)などに行くことが多いです。家族とは、赤べこによく行きます。良いお肉をリーズナブルに食べられますよ。

足を延ばせるなら、養老焼肉街道に行けばよりリーズナブルです。養老ミートには、お肉を買い出しに行ったりしますね。

また、長良川沿いには鮎を食べられるお店がたくさんあって、どこで食べても間違いなく美味しいです。

岐阜市内には清流長良川があり、きれいな水で育った鮎を食べられる贅沢な環境です。

特に、上流の和良川で育った「和良鮎(わらあゆ)」っていうブランド鮎は、骨まで丸ごと食べれて、ハラワタまでめちゃくちゃ美味しい。苦味も臭みもないんです。

希少なので食べられるお店が限られているので、ホームページで確認してみてほしいです。10月には、『道の駅和良』でリーズナブルに和良鮎が食べられるイベントもありますのでぜひ!

ー社長はグルメなイメージだったので、好物が「ポテトフライ」だと知った時は驚きました(笑)

大阪の下町育ちなので、ジャンクフードも好きですよ(笑)

飲み会の時は「ポテトフライとビール頼んでおけばいいんでしょ?」という感じになってますね。

もし一週間休みがもらえるのであれば、美味しいビールとポテトを食べにドイツに行きたいです!

当然、大阪人としてたこ焼きも好きなので、岐阜でおいしいたこ焼きを食べられるところを常に探しています。現時点では、岐阜市にあるたこちゅうが一番のお気に入りです。

【社員からはどう見えてる?西谷社長の人柄】

ー次は社長の人柄について深掘りします。実は今回、何人かの社員に「西谷社長はどんな人ですか?」というアンケートをとりました!一部をご紹介します。

・お客様、社員、その家族に対して、ココロオドルトコロを創ってくださる熱い想いがあり、いい社長だなと改めて思います。
・外部イベントとかをよく見に来てくれて、設営のサポートなどもしてくれます。気さくに話せる環境を社長が作ってくれます。

ー他には「頭がいい」といった回答が多かったです!

数字に強いイメージを持たれることは多いですね。

経営に関しては経験が浅い方ですが、元研究者として、他の販売会社の社長さんとは少し違う視点でものごとを見るっていう印象があるかもしれない。

ーこんな回答もありました!

・不明点がある時は丁寧に説明してくれますし、こちらのお話も聞いてくれる柔軟さをお持ちだと思います。
・仕事での提案や意見を直接聞いて、その場でOKをしてくれて、柔軟に対応してくれました。

ー歴史のある企業 = トップダウンなイメージを持たれがちですが、ホンダカーズ岐阜は気さくにコミュニケーションをとりつつ進めていますよね。

ピラミッド型組織にしすぎず、フラットな感じが強いですね。もちろん、フラットになりすぎても良くないので、調整は必要だと思っています。

ー社員から、どんな社長だと思われたいですか?

“何かあったら何とかしてくれる”と、思ってもらえるようにしたいですね。
社員が安心して働ける会社にしたいと心から思います。

【人材の宝庫?社長が思うホンダカーズ岐阜の良さ】

ー社長から見たホンダカーズ岐阜はどんな会社ですか?

先ほどとやや重複しますが、やっぱり素直な人が多い。こうしようって決めたことに対してすごく実直にやるっていうのがうちの社員の特徴だと思います。

あと、岐阜のおくゆかしい県民性なのか、自己アピールする人が少ないイメージ。

もっとアピールして、自信持ってやってくれてもいいのになって思うこともあります。だけど、内に秘めている情熱はある。

前職でいろんな方と関わることが多かった私から見ても、すごく良い人材が揃ってる。この人たちが宝だし、この人たちがいてくれたらうちの会社は絶対大丈夫って思えますね。

ー「宝」だと言ってもらえて感激です…

チームで業務を行なっていくことが多いので、チームワークをしっかり作れる、お互いが尊重し合っている会社だと思います。

【売ることだけを目的にしない!地域のためにカーディーラーがすべきこと】

ーホンダカーズ岐阜はコーポレートスローガンとして「ココロオドルトコロ」を掲げていますが、込められている想いの部分を教えてください。


ココロオドルトコロとはどんなところ?「人は楽しいところ、魅力的なところに集まる。」お客様だけでなく、社員とそのご家族も、地域の方も、関係者の方も、みんなが「ココロオドル」ことを日々考えてます。

岐阜県だけでやっている会社なので、地域にどれだけ還元できるかっていう部分が大事だと思っています。

自分の会社だけ良くても、地域が活性化しないと意味がない。地域から期待される会社、「ホンダカーズ岐阜がないと駄目だよね」と言ってもらえるような会社を目指しています。

自動車販売業という業態で括ると、どうしても“売ること”が目的になってしまいがちです。しかし、お客様が理想のライフスタイルを実現するために我々ができることは何なのかを、一緒に考えていかなくてはなりません。

特にこれからは、自動車に関連するサービスがますます増えてくると思います。売りっぱなしではダメ。サービス業として継続的に新しいご提案をしていかないと、会社として成り立っていかないような時代が来ます。

ー自動車の販売だけではなく、視野を広げて、いろんなことにチャレンジする必要があるということですね。

ディーラーの存在意義って、人との関係性だと思うんです。

自動車の販売とかメンテナンスだけを接点にすると、もちろん人との関わりは少なくなってくる。それ以外のところでどれだけ接点を増やしていけるかが大事です。

何かあったときにパッとホンダカーズ岐阜が思い浮かんで、あそこに頼めば大丈夫だと思ってもらえるような幅の広げ方をしたい。それがおそらく岐阜県の中で地域に根ざしてやっていく意義だと考えています。

ー具体的にはどのように接点を増やしているんでしょう?

FC岐阜や道の駅、自治体などと連携して、地域を盛り上げるイベントを開催しています。

あとは近距離モビリティ『WHILL(ウィル)』など、車の販売以外の接点、地域の人との接点を広げている段階ですね。

車をただ販売するのではなく、楽しいライフスタイルを提案し、楽しい場所も提供したい。それが「ココロオドルトコロ」であり、私たちのミッションでもあります。

6月29日(土)に開催された「FC岐阜vsヴァンラーレ八戸戦」のFC岐阜応援ブース

【自動車業界の未来はどうなる?「100年企業」に向けた想いとは】

ーホンダカーズ岐阜は、2022年に創立70周年を迎えました。「100年企業」に向けた意気込みを教えてください。

自動車業界は、裾野が広いし、歴史も長い。日本の主要産業だということがある意味ものすごく大きな足枷でもあって。その風潮をどれだけ払拭できるかっていうのは重要ですね。

他の業態からもいろんな領域でどんどん浸食されているので、気づいた時には、取り残されて全く収益が上がらないというような時代になりうる。

自動車ディーラーといえども、どんなふうに世の中が移り変わってサービスが変わっていくのか、把握して変わり続けないと生き残れないと思っています。

ーなるほど、世の中に合わせて変化していくことが大事なんですね。

そうですね。ホンダはチャレンジする会社というイメージが世の中的にも強いと思いますが、挑み続ける姿勢は大事にしながら邁進していきたいです。

【就職活動中の皆さんにメッセージ】

ーどんな方にホンダカーズ岐阜に入社してほしいと考えますか?

素直さ・誠実さは一番大事な部分だと思っています。そして、新しいことにもチャレンジできる人かな。

YouTubeやその他SNSの影響もあり、お客様の方が情報を持ってるという状況が多くなっています。もちろんプロとして情報収集は欠かせませんが、すべての情報をキャッチできるかというとなかなか難しい。

なので、正しくないことは正しくないと、分からないことは分からないと、誠実に伝えることが大事です。

お客様のご希望に合わせて、きちんとディーラー視点での話ができて、ホンダカーズ岐阜独自の提案ができれば大丈夫。

あとは、岐阜県に根ざした会社なので、地元で働きたい人や岐阜が良いと言ってくれる人に入社してもらえたら嬉しいです。

ー最後に、入社を考えている方・興味を持っている方へメッセージをお願いします。

ホンダカーズ岐阜で働く社員は、素直で良い人ばかり!と先ほど言いましたが、同じような人を選んで採用しているという意味ではないです。

それぞれ個性を持った人たちが、自分の強みや弱みも含めて活躍しています。

なのでいろいろなタイプの人を求めています。様々な視点を持った人とお仕事したいと考えているので、採用面接ではぜひ、自分はこんな人だよっていうのをしっかりアピールしてくれると嬉しいです!

【まとめ】

西谷社長、インタビューへのご協力ありがとうございました!

社長から見たホンダカーズ岐阜の良さや、自動車業界の未来など、わたしたち社員にとってもすごく参考になるお話ばかりでした。

この記事で、これから就職活動を行うみなさんが、少しでもホンダカーズ岐阜に興味をもってくれるとうれしいです。

西谷社長のお話にもあったとおり、岐阜は住んでみないとわからない魅力もたくさん!
岐阜出身の方、岐阜で働きたいと思っている方はぜひ、Honda Cars岐阜で一緒に仕事をしましょう!!

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