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【2024年最新版】EVの種類と特徴を解説!電気自動車がもたらす未来と選び方のポイントをご紹介!

こんにちは。Honda Cars岐阜 note編集部 ヨシダです。

最近、よく耳にする「EV」って何だろう?
電気自動車のことなんだけど、どのような特徴があるか気になりませんか?

環境への影響や技術の進化など、EVが注目される理由について、解説します!


Ⅰ.「EV」って何?

電気自動車(EV)は、家のコンセントや街中のスタンドで充電し、電気モーターを動かして走るクルマです。使うのは電気だけなので、CO2をだしません。

EV・・・「Electric Vehicle」の略で、「電動車」を表します。

わたしたちは、一般的に電気自動車のことをEVと呼ぶことが多いと思いますが、このEVだけでも大きくわけて4つの種類があります。

・BEV:バッテリ式電気自動車
・HEV:ハイブリッド自動車
・PHEV:プラグインハイブリッド自動車
・FCV(FCEV):燃料電池自動車

みなさんはご存知でしたか?
ここで、簡単にそれぞれの特徴を整理してみますね。

BEV:バッテリ式電気自動車

BEV(Battery Electric Vehicle)はバッテリー式電気自動車のことです。バッテリーの電力で走り、排気ガスを出さないため環境に優しいです。充電は自宅や充電ステーションで行い、静かで維持費が低いのが特徴です。技術の進歩で航続距離も増えています。しかし、バッテリーコストや、充電設備スタンドなどのインフラ整備が今後の課題となっています。

HEV:ハイブリッド自動車

HEV(Hybrid Electric Vehicle)は、ガソリンエンジンと電動モーターを併用するハイブリッド自動車です。低速時や加速時に電動モーターを使い燃費が向上し、排気ガスも少ないです。ブレーキ時に自動でバッテリーを充電し、低速時は静かに走行します。環境負荷を減らしながらガソリン車の利便性も兼ね備えた車です。それに対して、システムが複雑になり部品点数が多くなるため、重量増やスペース効率が悪くなることが課題となっています。

PHEV:プラグインハイブリッド自動車

PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)は、プラグインハイブリッド自動車のことです。バッテリーとガソリンエンジンの両方を搭載し、外部からの充電が可能です。短距離は電動モーターのみで走行し、バッテリーが切れるとガソリンエンジンに切り替わります。燃費が良く、排気ガスも少ないため、環境に優しい車です。その反面、ハイブリッドカー以上に重量増とスペースが必要となるため、小型車両への採用が難しいとされています。

FCEV:燃料電池自動車

FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)は、燃料電池自動車のことです。水素を燃料にして電気を生成し、電動モーターで走行します。排出物は水のみで、環境に非常に優しいです。充填時間が短く、長距離走行が可能です。高効率でクリーンな未来の車として注目されています。課題としては、コストと水素ステーションが少ないことです。

それでは、様々ある電動車の中から、今回はBEVについてわかりやすく解説します。

Ⅱ.「EV」の特徴は?わたしたちへはどのような影響がある?

次は、EVがわたしたちへどのような影響があるのかみていきましょう。

①毎日フル充電でガソリンスタンドいらず

クルマを使用しない夜間に充電すると、朝にはフル充電でスタートできるため、自宅に充電器を設置し、夜間に充電することでガソリンスタンドへ行く手間も不要です。

②地球にやさしい

走行時に排ガスを出さないEV。地球規模の環境貢献だけでなく、走行する場所の空気を汚しません。

③モーターだから静かなのに力強い走り

乗車人数が多くても、積載物が重くても、走り出しからトルクフルな加速。登り坂も高速道路の合流もスムーズです。

④一時休憩も排ガス0で快適

停車中でもエアコンが使えるので、条例でアイドリング禁止の駐車場でも快適に過ごせます。

⑤キャンプ場や車中泊でも活躍

オプションなども使いこなせば照明や家電を使用できます。
排気ガスも出ませんし、静かなため周囲の影響を最小減に抑えられます。また、火が使えない場所でも活躍してくれそうですね。

⑥BCP対策・非常事態の蓄電池利用

クルマの電気を取り出して、家電などで使用するには?
ホンダの可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」が使えます。

Photo:Power Exporter 9000


当社でも2024年7月のイベントへ出展いたしました!
イベントの様子はこちら↓↓

Photo:Honda e と Power Exporter 9000 ※Honda  eは2024年1月をもって生産終了しました

⑥内も外もとっても静か

静かな室内で会話がしやすく、しかも車外も静か。早朝や夜間の住宅街でも気兼ねなく走れます。

⑦いざという時の備えにも安心

別売りのV2H機器と接続すれば、家庭の給電やクルマへの蓄電が可能。もしもの時も電気を使えて安心です。

V2H・・・Vehicle to Home

⑧ランニングコストの節約可能

ガソリン車の燃料代よりEVの電気代は低く抑えることが可能(※1)。オイル交換が不要など、メンテナンス費も抑えられます。

※1 ガソリンや電気の価格、充電スタンドの利用状況によってコストメリットは異なります。

Ⅲ.EVのデメリット

上記では、EVの特徴について解説しました。
しかしながら、メリットばかりとは言えません。
EVのデメリットについても解説します。

・航続距離が短い

航続距離が、ガソリン車と比べると短いという点です。フル充電した状態であっても長距離移動には不向きといわれています。しかしながら、長距離の移動頻度について考えてみてください。年に何回の長距離移動がありますか?

2024年10月に登場する「N-VAN e:」は一充電走行距離(※2)が、軽EVトップクラス(※3)の「WLTCモード(※4)値245km」です。

※2 一充電走行距離や交流電力量消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて数値は大きく異なります。とくに1日当たりの走行距離、バッテリーの充電状態、エアコン使用による影響を大きく受けます。
※3 2024年6月現在。Honda調べ。
※4 WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。

https://www.honda.co.jp/N-VAN-e/pedia/q-and-a/?from=car_header#sec02

フル充電した状態で約200km以上走行できて、ガソリンスタンドに行かなくても良いという点をメリットと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


・車両価格が高い

ガソリン車と比較して車両価格が高い点が挙げられます。こちらについては、EVには補助金制度やメンテナンスコストが下げられるといった点もございます。
補助金については、国の補助金(CEV補助金)やお住まいの県や市区町村での補助金を重複して申請が可能(※5)です。

メンテナンス費用については、例えば、エンジンオイルやエンジンオイルフィルター、エアクリーナエレメントなどの消耗品の交換などは不要になります。

※5 補助金を受け取るには、県や市区町村が定める条件があります。条件等につきましては、事前にご確認いただきますようお願いいたします。


EVの特徴やデメリットについては、ご理解いただけましたでしょうか?
補助金制度やランニングコストなども踏まえてEVを検討してみてください。


EVについて気になっている方や具体的に検討されたい方は是非、ホンダカーズ岐阜の各店へご相談ください。
あなたのカーライフについて、一緒に検討させていただきます。