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【あなたはいくつわかる!?】N-BOX(エヌボックス)のステアリングスイッチを徹底解説!①

こんにちは。Honda Cars岐阜 note編集部 オカダです。

突然ですが、クルマのステアリング(ハンドル)スイッチ使っていますか!?

最近のクルマのステアリングには、様々なスイッチが設置されています。
ただ、実際にスイッチの機能を理解され、利用されている方はどの程度いらっしゃるでしょうか?

全く知らない、一部だけ知っているという方も多いのではないでしょうか。
なんなら、私は意味が分からず、怖くて押せませんでした( •̀ ω •́ )y
道路やステアリングのマークが並んでいます。暗号でしょうか??

ステアリングに設置された謎のスイッチ達。。。

安心してください!(当然ですが)怪しいスイッチではありません!!
むしろ、様々な機能を動作させ、安全な運転をサポートするためのスイッチとなっています。

今回はN-BOX(エヌボックス)のステアリングスイッチについて解説していきます。
ステアリングスイッチを使いこなして、安全・快適なカーライフを目指しましょう✨

・ステアリングスイッチは周囲の状況に気を付け、安全な状況でご使用ください。
・本記事は2023年発売の新型N-BOXをご紹介しています。モデルや車種により利用できる機能やスイッチの配置等は異なりますので、ご了承ください。


【あなたはいくつわかる?N-BOXのステアリングスイッチ】

N-BOXステアリング

N-BOXはステアリングの左右にスイッチが配置されています。
それぞれの機能にあわせて、スイッチの使い方をご紹介していきます。今回は主にステアリングの右側の機能をご紹介します。

【渋滞追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)を作動させる】


渋滞追従機能付ACCはフロントガラス上部に設置されたカメラが、先行車との車間距離を測定して、高速道路の渋滞時に適切な加減速を行い、設定車間距離を保持しながら、運転者がアクセルやブレーキを操作せずに走行、停車出来るよう支援するシステムです。 

長距離・長時間を運転しやすい高速道路。

車間距離や速度を一定に保ちながら運転するためには、こまめにアクセル操作が必要であり、意外に気をつかいます。渋滞追従機能付ACCを利用すれば、速度・車間距離を調整しながら運転をサポートしてくれます。

ACCは、約30km/h以上で走行中に作動(渋滞追従機能付は先行車がいる場合、停車中から作動)します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。

それでは、ステアリングスイッチを使用した、作動のさせ方をご紹介していきます。

<1.システムを待機状態にする>

①ステアリング右側上部にある、スイッチを押します。
②システムが待機状態(作動できる状態)になると、メーター内にマークが点灯(ホワイト)します。

<2.車速をセットする>

①ブレーキペダルを操作していない状態で、ステアリング右側中央のスイッチを上か下に押すと、現在の車速が設定車速となります。
②渋滞追従機能付ACCが作動すると、メーター内のマークがグリーンに変わり、設定車速なども表示されます。

これで、渋滞追従機能付ACCを利用することができます。
あわせて、設定車速や車間距離の変更、機能の解除の仕方もご説明します。

<3.設定車速を調整する>

①ステアリング右側中央のスイッチを上(RES/+)に押すと、設定車速が上がります。
②ステアリング右側中央のスイッチを上(SET/-)に押すと、設定車速が下がります。

なお、1回押すと1km/h、押し続けると10km/hずつ設定車速が変更されます。

<4.車間距離を調整する>

①ステアリング右側下部のスイッチを押すことで、車間距離を4段階で変更できます。

<5.機能を解除する>

①ステアリング右側上部のCANCELスイッチを押すことで、機能が解除されます。

【LKAS(車線維持支援システム)を作動させる】

LKASは、フロントガラス上部に設置してあるカメラによって、左右の白線(黄線)をとらえ、電動パワーステアリングの動きをアシストし、車線維持走行を補助するためのシステムです。

運転中に車線を越えていないか、とか、路肩にぶつからないか不安を感じたことはありませんか?
特にカーブなどでは車体が外に膨らみがちになり、気になる方も多いのではないでしょうか。

LKASを利用すれば、車線中央付近の走行を車がアシストしてくれます。

車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。

LKASの作動のさせ方をご説明していきます。

<1.システムを待機状態にする>

①ステアリング右側上部のスイッチを押します。
②システムが待機状態(作動できる状態)になると、メーター内にマークが点灯(ホワイト)します。
③メーター内にマークが表示されない場合には、右側下部のスイッチを押すと、マークが点灯します。

これで、LKAS作動の準備は完了です。あとは、作動するための条件である

・車速が約65 ~120km/hで走行しているとき
・左右に白線(黄線)が引かれている車線の中央付近を走行しているとき
・直線またはゆるやかなカーブの道路を走行しているとき
・方向指示器(ウィンカー)を出していないとき

を満たせば、メーター内の表示がグリーンに変わり、作動します。
※条件を満たしても、車線が薄い場合や悪天候の場合などで、車線を検知できず機能が作動しない場合があります。

<2.機能を解除する>

LKASを解除する場合は、ステアリング右側下部のスイッチを押せば、解除されます。

【注意事項】

この記事でご紹介した機能はドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。

車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては、作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。

【まとめ】

如何でしたでしょうか?

今回は、ステアリングスイッチについてご紹介しました。

「まだ、ステアリング左側のスイッチが説明されてないぞo(≧口≦)o」という方!

記事が長くなってしまいましたので、次の機会にご説明させていただきます。。。

今回の記事を読んで、「もっと詳しく聞きたい!」という方や、「ステアリング左側のスイッチについても早く知りたい!」という方は、お近くのホンダカーズ岐阜 スタッフにお気軽に相談ください。

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